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新刊販売のご案内~なかおかブック『ピカで犠牲の声聞こゆ』

<新刊情報>

 

  なかおかブック『ピカで犠牲の声聞こゆ』

本日より販売開始!

 

 本日より『ピカで犠牲声聞こゆ』(B6判、144ページ、定価:1200円+税)の販売を開始します。

 本書の著者は広島二中3年生時学徒勤労動員の勤務中に被爆し、身内10人を失いました。本人は勤務していた工場が爆心地から約3.5キロ離れていたこともあり、奇跡的に無傷で済みましたが、避難の最中、助けを求める人たちを誰一人助けることができなかった後悔から、長く被爆証言を拒んできました。その著者が心の葛藤を乗り越え、自身の体験を語り出すまでを描いた一冊です。

 なお、著者が失った最愛の弟は、建物疎開作業中に被爆して全滅した広島二中1年生の一人で、そのエピソードは1969年に広島テレビが制作し、全国ネットでも放送され反響を呼んだドキュメンタリー番組『碑(いしぶみ)』、それを受け1970年にポプラ社が刊行した『いしぶみ─広島二中一年生全滅の記録』で広く知られています。

 身内の視点で語るその時の惨状は、特に貴重な証言として注目されます。ぜひ、『ピカで犠牲の声聞こゆ』をご一読ください!

 

  <ご購入>

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